初めての海外一人旅、初めてのイタリア
こんにちは。
コロナが流行り出してからは、海外にはしばらく行けないなぁなんて思っていましたが、
最近は少しずつ旅行する人も増えてきみたいですね。
時間とお金があったらいろんな国を歩いてみたいものです。
今回は、以前ヨーロッパを一人ふらふら歩いていたときのことを書いていきたいと思います。
撮りためていた写真があるので、何回かに分けてゆっくり投稿していければと思っております。
あのとき何気なく書いていた日記がこういうかたちで役に立つ日が来るなんて思いもしませんでした。
書いてて良かった。
思い切って初の海外一人旅へ
もう何年も前のことですが、
将来何をしたらいいのかわからず路頭に迷っていたとき、
何か人生を変えてくれるような、自分にとって大きな経験がしたくて
海外を見てみようと思いつきました。
今となっては、せっかく海外に行くんだったら明確な目的を持って
もっと計画的に動けば良かったなぁなんて思うところですが、
一人で街を歩くだけでも挙動不審になってしまう私にとっては
海外に一人で行くという決断をしただけでも、すでに人生始まって以来の大事件。
あのときの経験が今に繋がっていると思うと、
無計画ながらも思い切って行って良かったと思います。
日本を発つ直前の心境は今でもはっきりと覚えています。
当時の為替レートは1ユーロが100円程度で、最近のレートと比べると40円くらい違ったんですよね。
今よりもかなりの円高で海外旅行するにはもってこいの時期だったんですが、
当時の私には時間があってもお金がなかった。(今はどちらもありませんが)
なので少しでも旅費を節約する為に、早割を使って出発予定日の何ヶ月か前から航空券を購入していたのですが、
買ったときは鼻息荒く意気込んでいたくせに、出発日が近づくにつれて
「一人で海外に行くなんて怖い。なんで高いお金出してまで航空券なんか買っちゃったんだろう。」と
毎日びくびく震えながら後悔の念に駆られていました。笑
初めての海外はイタリアから
イタリアで最初に泊まったホテルの食堂。
人生初の海外一人旅の目的地として選んだのはイタリア。
ローマから海沿いの列車で移動しながらフランス → スペインへ渡る計画を立てました。
初めての海外への飛行機は移動時間が長くて疲れましたね。
フィンランドを経由して17時間くらいだったかしら?
座席は窓際を選んだのですが、当時の私は相当に臆病者で隣の外国の方に話しかけることができず
トイレをずっと我慢しておりました。
窓からの綺麗な景色を見ることはできましたが、次からは通路側の席を取ろうと心に決めましたね。
(隣の方に話しかければ済む話ですが。笑)
ホテルでの朝食はこんな感じ。
移動の疲れと緊張であまり覚えていませんが、
パンやらコーヒーやら何やらかんやらをお腹いっぱい詰め込んでた記憶があります。
空港からホテルへ
フィウミチーノ空港からホテルまでの移動は
夜遅かったのでタクシーを使うことにしました。
(出だしから空港の中で迷子になりましたよ。泣)
すると空港を出た途端、「オレのタクシーに乗りな!」と言わんばかりにおじさんたちが寄ってきました。
何を言っているのかわかりませんでしたが、たぶんそんな感じでした。
ここで乗ったら高額請求をされて殺されると怯えながら(思い込み過ぎ 笑)も正規のタクシー乗り場から乗車。
下調べでは15ユーロ程かかると思っていましたが、運転手さんは10ユーロでいいよと言ってくれました。
いい人で良かった。
ホテルに着くと受付の人が色々と説明してくれたのですが、
イタリア語はおろか英語すら話せない私は彼女が何を言っているのかさっぱりわかりません。
最後は半強制的に部屋に放り込まれました。笑
ローマへの道のり
ローマで見た大きな川。
翌朝になってミスに気づいた私。
手っ取り早いからホテルからローマのテルミニ駅までタクシーで向かうつもりだったのですが、
タクシーは前日までに予約が必要だったらしいのです。
きっと前日受付の人が必死に説明してくれていたんでしょうね。
仕方がないのでバスで空港まで移動して、そこからローマへ向かうことにしました。
(今思えばもっと簡単な移動手段があったと思いますが、頭が働きませんでした)
Wi-Fiなどは持って行かなかったので、良い経験だと思い地元の人たちに道を聞きながらなんとかバス停 → 空港へ到着。
空港から乗ったタクシーは十分な車間距離も保たず高速道路を150km/hの速さでビュンビュンとばします。
一人旅始まって早々に私は死ぬんだと思いました。
ローマ観光
ローマでは壁にいろんな写真や落書きがありました。
インパクトのあるこんな写真も。
ローマのテルミニ駅に着くと私と同じく鉄道の切符の買い方がわからない日本人の女性の方と遭遇。
これからクロアチアやモロッコに行くんだそう。
今回の旅では、そんなパワフルな女性の方に度々お会いしました。
そのような方々に会う度に、すごい行動力だなぁと感心させられましたね。
切符を買ったあとは、その日泊まるホテルを探すのですが、これがなかなか見当たらない。
どうしたものかなと困っていると日本の三越を発見。
イタリアにもあるなんて知りませんでした。
店員さんが皆さん日本人だったので、一人のおじさんにホテルの場所を聞いてなんとかチェックインできました。
あとでお礼を言いにいきましたが、何かお返しでも差し上げたらよかったなぁと
ちょっとだけ後悔。
ローマには古い遺跡が数多く残っていて見応えがありました。
有名なコロッセオも外から見物。
海外の洗礼を受ける
ローマの広い街を今日は暑いなぁなんて思いながらふらふら歩いているとハプニング発生。
前方に何かに対してすごく怒っていそうなお婆ちゃんを発見。
関わりたくないなぁと思いながら通り過ぎようとしたとき、
なんと私の方に近づいてきて、いきなり唾を吐きかけられました。
突然の出来事にびっくり!
遠くにいたちょっと柄の悪そうな若い人たちがこっちを見て笑っていたので、
怖くなった私はそそくさとその場から退散しました。
なるほどこれが海外一人旅の洗礼かと、身の引き締まる思いでした。笑
昼食は通りかかったお店で売っていたパニーニを食べました。
美味しかったけど量がすごかった。
ヨーロッパの食べ物は日本に比べると総じて量が多かった印象でした。
これもまた、海外の洗礼。
途中で通りかかった美しい建物。
いくつかハプニングはあったものの、
天気は良いし、迫力のある歴史的建造物もたくさん見れて幸先の良い滑り出しでした。
世界一小さな国、バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂も外から拝見。
中に入ったり登ったりすれば良かったなぁ。
まとめ・余談
最後に、
夕食を節約する為に入ったショッピングセンターの若い店員さんたちがちょっぴりやる気がなくてびっくり。
もちろん偶然このお店の人がそうだっただけなのでしょうが、
やっぱり日本の接客は平均的にレベルが高いんだなぁと再認識させられましたねぇ。
海外に行くと他の国の良いところをたくさん発見できますが、
自分の国の良いところも再確認できるから楽しいですね。
次回はローマから少し移動した、田舎の方の街について書いていこうと思います。
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